金沢駅前に長年放置されたままの都ホテル跡地をめぐり、金沢市が設けた協議会の初会合が開かれました。

市は金沢駅から武蔵ヶ辻を通り片町に至る都心軸について、税制上の優遇措置などを受けられる国の「都市再生緊急整備地域」への指定を目指しています。

協議会は大学教授や経済団体など20人あまりで作られ20日は事務局から都心軸の現状と課題が説明されました。

この中で委員からは、旧耐震基準の建物が半数を占めるという現状をふまえ、防災的な機能が必要だと言った意見や玄関口である金沢駅周辺に特に力を入れるべきといった意見が出されました。

協議会では年内に素案をとりまとめる方針で、市は素案を元に来年度の指定を目指し、内閣府に申請することにしています。

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