来年の大阪・関西万博に向けて、大阪ガスが取り組む、生ごみなどからメタンを作る設備の竣工式が行われました。

大阪ガスが開発したのは、生ごみを発酵してできるバイオガスと、空気中の二酸化炭素などを合成し、都市ガスの主成分「メタン」を作る設備で、実証実験を舞洲で行います。

「メタン」を合成する技術は「メタネーション」と呼ばれ、脱炭素社会への切り札として期待されています。

大阪・関西万博では、会場で発生する生ごみを原料にして、メタネーションによって合成されたガスを、迎賓館の厨房などで使用する予定です。

【環境省地域環境局 吉野議章課長】「地域の生ごみから得られるバイオガスからeメタンを作って、地産地消型の利活用モデルとして、今後全国的にも展開していけばいいのかなと」

大阪ガスはこの設備で7月ごろまで舞洲で実証実験を行い、その後、夢洲に移設する予定です。

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