ホンダと日産自動車は、先ほどから社長が会見し、経営統合協議について説明しています。会見場には梅田記者がいます。今回の合意をどのようにみていますか?
今回、両社は新たに作る会社の社長をホンダが指名すると明記しました。つまり統合は「ホンダ主導」で行われ、「日産は救済」される側であることが鮮明になったかっこうです。
日産関係者は「事実上のホンダへの吸収だ」と落胆を隠しませんでした。ただ、内田社長は会見で、どちらが上で、どちらが下ではないとして、丁寧に理解を求める方針です。
一方、わずか半年で合意できるかは非常に高いハードルがあります。
両社は工場の統廃合や、部品の供給網の再編などが必要で、そのため、両社の中では統合に慎重な声も根強く、協議がこのままスムーズにいくかは見通せない状況です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。