百十四銀行は23日、企業が雇用した高度外国人材の定着・成長を支援するサービスを始めたと発表した。同行の外国人行員が外国人材への定期面談を実施するほか、研修メニューを提供する。地域で人手不足解消のため外国人材を雇用する企業が増えていることに対応。まずベトナム出身者を対象とする。

サービス名称は「外国人材定着支援サービス」で、「定期面談プラン」と「研修プラン」を用意した。定期面談プランでは外国人従業員と母国語で面談し、受け入れる企業の役職員の話も聞く。その他、在留資格管理や日本語学習支援のための案内も実施し、企業側の相談には随時対応する。

研修プランでは役職員向け、外国人従業員向けの研修を開き、外国人材に就業規則などを説明する際の立ち会い、通訳も担当する。

百十四銀行にはベトナム人の行員がおり、当面は同国出身者のみを対象とする。将来的には対象の拡大をめざす。サービスは外国人留学生の就職を支援する森興産(大阪市)と連携して提供する。

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