北陸新幹線の新大阪までの延伸工事の着工が遅れることになります。

延伸は、福井県の敦賀駅から小浜市や京都市を経由するルートで、与党の整備委員会は、年内に京都市内の新たな駅の位置を決定する予定でした。

しかし、京都府や京都市が地下水への影響や建設費の負担などに懸念を示していて、20日の会合では、地元の理解が進んでいないことなどから、駅の位置の選定を来年以降に先送りすることを決めました。

このため、目標としていた来年度中の延伸工事の着工は、困難となりました。

【与党整備委員会 西田昌司委員長】「今(ルート選定を)やるよりも、もう少し地元に対する理解をしっかりやった方が、結果的に早くなる」

新たな着工目標については、具体的な日程を定めないということです。

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