広島市中心部の路線バスの運賃を改定する計画について、来年2月1日から運賃の値上げを受け入れる方針が固まりました。
【広島市地域公共交通活性化協議会 運賃分科会・森田環会長】
「苦渋の選択として今回の運転改定はやむを得ないとすることを総意として決定しました」
20日行われた広島市とバス事業者などの協議会で、来年2月1日から運賃の値上げについて受け入れる方向性が固まりました。
協議会では、広島市内の路線バスの均一運賃を現行の220円から240円に改定する協議を続けてきましたが、2022年の値上げから2年あまりしか経っていないため、利用者側の理解が得られていませんでした。
一方、燃料費や物価高騰のほか運転手不足などの影響で、交通事業者が厳しい経営状況に置かれていることなどから値上げを受け入れる方針となりました。
各交通事業は均一運賃エリアを拡大するとともに、240円に引上げるといった認可を中国運輸局に申請し、認可が下りれば来年2月1日から値上げとなる見通しです
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