明治安田生命保険は19日、2025年2月から、保険料を毎月納める平準払いの積立保険と学資保険の予定利率を引き上げると発表した。どちらの商品も予定利率の引き上げは約1年ぶりとなる。国内の長期金利が上昇傾向にあることを踏まえて、契約者の実質的な保険料負担を軽減する。
積立保険の予定利率を現行の1%から1.15%に引き上げる。払い込んだ保険料の総額に対して満期で受け取れる保険金の割合(受取率)は現行より1.3%大きい106.3%となる。例えば、毎月支払う保険料が2万円の場合は満期で受け取れる保険金が127万6000円となり、現行より1万6000円増える。予定利率の引き上げは1年ぶりだ。
学資保険は予定利率を1.3%から1.5%に引き上げる。予定利率の引き上げは1年2カ月ぶり。加えて契約可能年齢の上限を現行の62歳から64歳に拡大し、晩婚化や祖父母を契約者とする場合などに対応できるようにする。
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