政府による補助金が縮小する影響で、ガソリン価格が19日から5円程度値上げとなります。
価格の高止まりが続く中、県内のガソリンスタンドでは給油の傾向も変わってきています。
資源エネルギー庁が発表した県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットルあたり「181.3円」で前の週より0.3円値下がりしたものの、高止まりの傾向が続いています。
そのような状況の中、政府は経済対策として2022年から続けているガソリン価格への補助金を19日から段階的に縮小します。
1リットルあたりのガソリン価格は19日から実質5円ほどの値上がりとなる予定で、2025年1月にはさらに5円ほど値上がりすると
見られています。
給油客
「(値上がりは)結構痛い。国が決めたことなので仕方ないと思うが」
給油客
「(家計に)かなり影響する」「仕事柄色々な場所に行くのでどうしてもガソリンは必要」「今までずっと補助で助かったので続けてほしい」
価格の高騰が続く中、こちらの店では客の注文の傾向もこれまでとは変わってきています。
光洋石油ENEOS 長崎恵美須町SS 横田健 店長
「今まで満タンと注文していた方が定額の2000円分、3000円分に変わったり、少しずつ消費傾向が抑え気味になる」
こちらの店では客の負担も考えて19日からしばらくは3円程度の値上げに抑えるということです。
横田健 店長
「しばらくは高止まりだと思うので」「補助金という形でなくても何か緩和策がないかと切なる思い」
19日からはガソリンに加え、灯油も値上がりするため家計への影響はこの冬、さらに大きくなりそうです。
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