人手不足を背景に県内企業の採用時の平均最低時給は1036円で最低賃金を83円上回っています。
これは帝国データバンク長崎支店が今年9月に県内に本社を置く企業260社(有効回答94社)を対象に行った調査結果です。
人手不足が深刻な中、最低賃金の953円では働き手の確保が難しいとみられ、採用時の最低時給の平均は県内で1036円でした。
業界別では建設が1215円と最も高く、逆に農林水産は最低賃金と同じ953円に留まっています。
企業からは「賃金の引き上げは経営を圧迫する」などの回答があり、社会保障制度の改正など政府の対応を求める声が寄せられています。
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