日ごとに寒さが増し「鍋」が恋しい季節になりました。その鍋料理に欠かせないハクサイの収穫が愛媛県大洲市でピークを迎えています。
大洲市は愛媛県内一のハクサイの産地。15戸の農家が、農薬や化学肥料の使用を極力抑えて「エコラブハクサイ」のブランドで栽培しています。
収穫は10月下旬にスタート。12月12日時点でピークを迎えていて、西山邦夫さんの畑でも連日、収穫や箱詰め作業に追われています。
西山さんによりますと、今シーズンのハクサイは十分な玉太りでほど良くやわらかく、品質の良く仕上がったということです。
西山邦夫さん:
「できるだけ新鮮なものを出荷したいと思って収穫しています。消費者の方に喜んで頂けるハクサイが出来たんではないかと思っています」
JA愛媛たいきによりますと、今シーズンは暑さによる病気の被害が出たことなどもあり、エコラブハクサイの出荷量は去年より100トン少ない1500トンを見込んでいます。
また市場価格は平均の1キロ単価で101円に。去年の1.8倍の高値になっているということです。
エコラブハクサイの収穫は来年2月下旬まで続き、主に松山の市場に出荷するということです。
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