冷凍食品の人気が高まる一方で、もはや家の冷凍庫がカオス…という人もいるのでは?そんな悩みも解消するアイテムが続々登場しています。

冷凍食品なぜ人気?

冷凍食品の人気を象徴するのが、2022年から登場した冷凍食品専門店『@FROZEN』。
イオンスタイルレイクタウン(埼玉・越谷市)では、「JALの機内食」や「帝国ホテルの味」が家で楽しめるモノ、
さらには前菜・スープ・パスタ・メイン・デザートを自由に組み合わせて5000円前後で味わえる「ご褒美フルコース」まで、様々な冷凍食品がズラリ。

『イオンスタイルレイクタウン』店長 加納良徳さん:
「共働き世帯を中心に“時短”の需要で冷凍食品市場は非常に伸びてきた。“より美味しいものを食べたい、ただ時間をかけたくない”というニーズに応えるために専門店を展開した」

“冷食サポート”半分以上が「冷凍庫」の冷蔵庫

一方で、冷凍食品でよくある悩みといえば…
「保存しまくってて、気がつくと冷凍庫がいっぱい」(40代男性)
「冷凍食品から、肉とか魚とか積み重なって」(40代女性)

そう、冷凍庫の問題。そんな悩みに応え11月に発売されたのが、
「冷凍冷蔵庫 235L」(アイリスオーヤマ/7万4580円※11月末時点)。
一見普通の冷蔵庫ですが、中段も下段も冷凍室!
なんと“全容量の52%”が冷凍室で、買い物かご2.4個分の食品を収納できちゃうんです。

『アイリスオーヤマ』広報 元田奈々さん:
「当社が実施したアンケートで“冷凍室の容量が足りない”と答えた方が一番多く、冷凍室が大きい商品を開発した」

“好きな位置に貼るだけ”で冷凍庫スッキリ

冷凍食品のサポートアイテムは100円ショップの『セリア』でも。
冷凍庫の整理整頓に役立つのは「粘着シート冷凍食品スタンド」(110円)。

高さ約10cm×横約3cmのコンパクトなL字型仕切り板で、付け根部分がシールになっているので、冷凍庫の底面に貼り付けて立てて使うもよし、側面にはりつけて横に使うもよしという優れモノ。
使わないときは、L字が折りたためるので庫内で邪魔になりません。

「使いかけの冷食」問題を解消

続いてよくある悩みが、封を切った“使いかけ冷食”。
「輪ゴムの弾性がなくなって、切れちゃったりして」(50代女性)

そんな時に便利なのが「冷凍食品用袋キャップ」(110円)です。

フタがついた、楕円形の短い筒のような形で高さは3センチほど。
筒の部分は2重になっていて、水平に左右をパカッと外すと筒の形に添った2つのクリップになるスタイル。

クリップを開いて、袋の切り口に筒の部分を差し込んだら、挟み込むようにクリップを閉じるだけ。フタ付きの取り出し口ができちゃうんです。

フタ全面が上に開く「ワイドタイプ」は大きめの食材に、
フタがスライドする「スライドタイプ」はミックスベジタブルのような小さな食材を、量を調整しながら取り出せます。
(※セリア各商品は、店舗により在庫がない場合があります)

水も電気も使わず“時短解凍”

そして、各社から続々と発売されている話題のアイテムが「解凍プレート」。
まな板サイズの金属の板で、どんな食材も置いておくだけで“短時間で解凍できる”とのことですがその実力は?
「4WAY解凍マルチプレート」(株式会社ハック/1980円)で試してみました。

カチコチに凍った牛ステーキ肉(180g)を1枚置いて、25分ほどすると…

THE TIME,ディレクター:
「自然解凍したほうは、まだカチコチですが、プレートで解凍したほうは、もう柔らかいです。完全に溶けています」

自然解凍だと67分かかりましたが、プレートだと25分で解凍。
冷凍のカットマンゴーも自然解凍23分に対してプレートは10分と、自然解凍の半分以下の時間で解凍できました。(※番組調べ)

この「解凍プレート」はアルミニウム製で、食材の冷気を素早く逃がすため、より早く解凍ができるというワケ。

”冷凍前の粗熱取り”にも使え、“電気も水も使わない”エコなところも人気のポイントのようです。

(THE TIME,2024年12月11日放送より)

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