岩手県内企業の若手社員が会社の垣根を超えてチームをつくり、新しいビジネスについて考えるプログラムの最終発表会が、12月11日の夜に盛岡市で開かれました。

この取り組みは県内各地の社会的な課題を解決する人材を育成しようと、岩手銀行とNTT東日本岩手支店が4年前から行っています。

2024年は県内18の企業や団体の若手37人が6つのチームに分かれて新たなビジネスプランの作成に取り組みました。

テーマは「岩手町が直面している地域課題の解決」で、11日は完成したプランをチームごとに発表しました。

「空き家・廃校活用」を課題としたチームは、工芸作家を地域おこし協力隊として採用しアトリエを兼ねた住居として活用してもらうことで、岩手町を芸術の聖地にしようと提案していました。

ドコモCS東北岩手支店 畠山藍さん
「いつもの会社の業務では体験することのできない皆さんとの関わりが新鮮でした」

NTT‐ME 三浦大地さん
「プランを詰めて詰めて実現可能なように思える素晴らし提案の班もあり、勉強になるな」

岩手銀行とNTT東日本岩手支店は今後も若手の人材育成に取り組んでいきたいとしています。

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