国の原子力政策について理解してもらおうと資源エネルギー庁が10日、新潟県十日町市で説明会を開きました。

十日町市で開かれた説明会には、地元住民約40人が参加しました。

この説明会は、国の原子力政策について理解してもらおうと資源エネルギー庁が企画。前田博貴原子力広報室長は去年、東日本地域が電力供給の約8割を火力に依存するなど電力の供給構造の脆弱性を指摘し、原発の再稼働の必要性を強調しました。

参加者からは「避難経路を確保しても本当にそこまでたどりつけるのか」など安全性について懸念する声が多くあがりました。

【資源エネルギー庁 前田博貴原子力広報室長】
「意見交換を色々とさせていただきながら、そういう中で出てきた課題・意見に対して、一つ一つ解決を進めていきたい」

この説明会は来年2月上旬まで県内各地で開催される予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。