宮崎県西臼杵広域消防本部のパワハラ問題を巡り、百条委員会は9日、高千穂町長などへの証人尋問を行いました。
西臼杵広域消防本部では、2015年の設立以降、7人が退職。
現在もおよそ10人が退職を検討していて、西臼杵広域行政事務組合議会の百条委員会が上司のパワハラが横行していた疑いについて調査しています。
9日は、組合の管理者である高千穂町の甲斐宗之町長への尋問が行われました。
甲斐町長は聞き取りに対し、「去年12月に消防長などから設立当初にいろいろあっているようだと聞いた。今後、そのような案件があった場合は教えるようにと話した。」「明確にパワハラがあったと認識したのは今年6月」などと答えました。
(管理者 甲斐宗之 高千穂町長)
「(去年12月は)現在進行形としてハラスメントがあっているという受け止めではなかったです。報告を受けるだけではなくて、我々ももっと積極的に、具体的な対策をもっと指示するべきだったと思います。」
百条委員会は、年内に日之影町長や五ヶ瀬町長への尋問も行う予定です。
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