12月6日は統計的に季節ハタハタの初漁日となることが多いことから、秋田県男鹿市の商工会が「ハタハタの日」と定めています。しかし、6日は暴風で船は出ず、水揚げもありませんでした。こうした中、季節ハタハタの接岸を待ちわびる商工会や観光協会などの関係者が、豊漁と消費拡大などを祈願しました。

今季の季節ハタハタの初漁予測日とされていた2日は過ぎましたが、6日午前9時半ごろに男鹿市の椿漁港を訪れてみると、かなり風が強く、季節ハタハタの接岸は確認されていませんでした。

6日は季節ハタハタが初漁となることが多く、男鹿市商工会が「ハタハタの日」と定めていますが、県内の漁港に接岸の便りは届いていません。

こうした中、男鹿市の商工会や観光協会などの関係者が集まり、ハタハタがたくさん取れるよう祈るとともに、消費拡大と冬場の観光振興を願いました。

男鹿市商工会の嵯峨祥夫副会長は「大体の初漁が12月6日だったのでハタハタの日と制定したが、だいぶ季節がずれてきている。ここしばらくは漁獲量が低迷しているので、今年こそは何とか豊漁を願いたいという気持ち」と話していました。

なお、男鹿市内では7日から「男鹿ハタハタフェア」が開催され、道の駅おがにはハタハタの特設スペースが設けられます。

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