宮交ホールディングスの中間決算は、8月に日向灘で発生した地震による宿泊キャンセルの影響などで、増収減益となりました。
宮崎交通や宮崎観光ホテルなど、宮交グループ8社の上半期の業績が発表されました。
営業収入は72億6100万円で、前の年より3億300万円増加。経常損益は2億4400万円の黒字となりましたが、前の年を1億3600万円下回り、増収減益の中間決算となりました。
宮崎交通の営業収入は、バス事業を中心に前の年を1億5200万円上回った一方で、グループ全体では、人件費などの営業費用が3億6600万円増加。
また、今年8月に日向灘で発生した地震や台風の影響で、宮崎観光ホテルなど宿泊部門を中心に1億円余りの減収となりました。
(宮交ホールディングス 渡邊俊隆社長)
「燃料・物価高騰の影響は、諸経費をはじめ各種費用を押し上げました。結果として経費の伸びが収入の伸びを上回る実績となりました」
宮交グループは、通期の決算でも増収減益を見込んでいます。
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