企業の「もうけ」が7四半期ぶりに減少です。

財務省が発表した法人企業統計調査によりますと、7月から9月期の金融や保険業を除いた全産業の経常利益は前の年の同じ時期に比べ3.3%減りました。

経常利益がマイナスに転じるのは7四半期ぶりで、この時期に為替相場が円高傾向だったこともあり、自動車など輸出産業が17%近く利益を減らしたことが大きく影響しているとみられます。

ただし金額でみると23兆124億円で、7月から9月期で見ると過去2番目に大きな数字となっていて、財務省は「景気は緩やかに回復している」と見ています。

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