2日午後2時、ずらりと集まった報道陣を前に発表されたのはことし話題となった言葉に贈られる2024ユーキャン新語・流行語大賞です。

裏金問題や、新紙幣などお金にまつわる言葉のほか、オリンピックや大谷翔平選手などアスリートの活躍が注目を浴びたこの1年。

流行語のトップ10に選ばれたこれらの言葉の中から大賞に選ばれたのは「ふてほど」。

宮藤官九郎さん(54)が脚本を手掛けたドラマ「不適切にもほどがある!」の略称です。

表彰式では主演の阿部サダヲさんと司会者の間でこんなやり取りがありました。

司会者:
すみません、チョメチョメ見たくて色々ふってみましたけど、出てこなくて残念です。

阿部サダヲさん:
チョメチョメほしがってるんですか?

司会者:
はい!

阿部サダヲさん:
いやらしい方ですね!!

ドラマの中で使われたフレーズ“チョメチョメ”をリクエスト。

すると、記念撮影での阿部サダヲさんのポーズに司会者は「チョメチョメしてくれてる!ありがとうございます!」と話しました。

2日に発表されたトップ10には、スポーツから3つの言葉が選ばれました。

「50-50」。ドジャースの大谷翔平選手による大記録です。

メジャーリーグ史上初となるホームラン50本50盗塁という前人未到の偉業を成し遂げました。

そして、この週末にパレードが行われたパリオリンピック・パラリンピックからは“もぐもぐタイム”で話題となった陸上女子やり投げの世界女王・北口榛花選手のコメント「名言が残せなかった」がトップ10入りです。

トラック・フィールド種目で日本女子初の金メダルに輝いた喜びを語る中で放たれた言葉でした。

この名言なき名言が選ばれたことについて、本人は「競技が終わった後に英語とチェコ語と日本語と全部順番にインタビューを受けていたので、冷静に話さないと何語を話しているのか分からなくて、名言を残せなかったことが悔いが残っているという言葉でした。今もたくさん『名言思いつきましたか?』と質問されるんですけどちょっと難しいっていう…」と語りました。

さらに、2024年たくさん耳にしたヒップホップアーティスト・Creepy Nutsのヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」も。

耳の奥に残る独特のリズムと軽快で癖になるダンスにハマる人が続出。

ガチャピンとムックも挑戦するなど「Bling-Bang-Bang-Born」ダンスは大流行しました。

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