石破首相は、経済界・労働団体との3者会合で、2025年の春闘での大幅な賃上げに協力を求めました。

石破政権になって初めて開かれた「政労使会議」には、経団連の十倉会長と連合の芳野会長らが出席し、石破首相は2025年の春闘での大幅な賃上げの継続を求めました。

石破首相:
33年ぶりの高水準の賃上げとなったことしの勢いで、大幅な賃上げのご協力をお願いします。

会議では、最低賃金を2020年代に全国平均1500円に引き上げる政府の目標実現についても議論が行われました。

石破首相は、官民をあげて環境整備を図り、対応策を2025年の春までにまとめるよう関係閣僚に指示しました。

会議の後、経団連の十倉会長は、賃金と物価の好循環定着のため、価格転嫁の必要性を強調しました。

また、連合の芳野会長は「全国的な賃上げの機運醸成に力を入れたい」と述べました。

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