広島信用金庫が発表した2024年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比8.5%減の8億8700万円だった。預金金利の引き上げによる預金利息の増加や、初任給の引き上げなどによる人件費の増加が影響した。本業のもうけを示すコア業務純益は5.7%減の20億1600万円だった。
運用する社債などの利息収入が伸びたことで、売上高にあたる経常収益は0.2%増の106億1900万円となった。9月末の預金残高は0.8%増の1兆6855億円、貸出金残高は0.4%増の1兆654億円だった。
25年3月期の経常利益は26億円、税引き利益は18億円程度を見込む。
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