東京の一般財団法人「地域活性化センター」は11月21日、都内にある自治体アンテナショップの実態調査の結果を発表しました。香川と愛媛のアンテナショップが2023年度の年間売上高、上位に入っています。

この調査は自治体が都内に設けた66店舗のアンテナショップのうち、コンビニや商業施設の集合型店舗にある5店舗を除く、独立店舗61店舗を対象に行ったものです。

61店舗の2023年度年間売上額をみると、10億円以上が1店舗、7億円以上10億円未満が2店舗、5億円以上7億円未満が4店舗、4億円以上5億円未満と3億円以上4億円未満が各5店舗などとなっています。

唯一、10億円以上でトップだったのは有楽町駅前にある北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ有楽町店」で、4年ぶりに10億円を超えました。

7億円以上10億円未満は、銀座1丁目にある、広島のアンテナショップ「ひろしまブランドショップTAU」と、有楽町駅前にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」の2店舗でした。

5億円以上7億円未満は新橋駅前にある香川・愛媛のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」、銀座5丁目にある岩手のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」、池袋駅前にある宮城のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」、有楽町駅前にある鹿児島のアンテナショップ「かごしま遊楽館」の4店舗でした。

2023年度の年間売上高は61店舗中、全体の72%を占める44店舗で増加しました。コロナ禍の収束やインバウンド消費の増加などが背景にあるとみられます。

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