国税庁が定める「税を考える週間」にちなんだ講演会が11月13日に岩手県盛岡市で開かれ、雫石町の農家が夢に挑戦し続けるための心得を語りました。

国税庁では税への理解を深める機会にしてもらおうと、11月11日からの1週間を「税を考える週間」に定めていて、13日に盛岡市ではそれに合わせた講演会が開かれました。

これは盛岡法人会などで構成する「盛岡地区税務関係団体協議会」が企画したもので、酒税と関連が深い日本酒をテーマに雫石町の農家・砂壁純也さんが酒米の栽培と輸出の取り組みについて紹介しました。

砂壁さんは3年前、サラリーマンを辞め耕作放棄地で酒米の栽培を開始。
一からのスタートで苦労しながらも国内外の酒蔵に酒米を提供できるようになった経験を踏まえ次のように語りました。

雫石町の農家 砂壁純也さん
「夢を追い挑戦を続けるためには、どんな時でも自分の正義を守り切ることが大切ではないかと思っている」

会場には企業の経営者など150人ほどが集まり砂壁さんの体験談に熱心に聴き入っていました。

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