2024年8月の台風で被災し不通となっていた三陸鉄道の宮古~新田老間は、復旧作業が終わり11月14日に運行が再開されます。
それを前に13日、安全を確認する試運転が行われました。

三陸鉄道は2024年8月の台風5号による河川の氾濫で宮古市内の線路の路肩が崩れたため、宮古~新田老間で運転見合わせが続いていました。

復旧には工事用の仮設の橋を整備するなどしたため時間を要しましたが、作業は12日に完了し、13日は試運転が行われました。

試運転は時速25キロ以下から徐々にスピードを上げる形で行われ、通常営業と同じ時速80キロほどで走行するまで5往復して安全を確認していました。

三陸鉄道 石川義晃社長
「(これまでは)代行バスという形で、もうちょっと早く着くといいねというお話もあった。そういうことが明日からは解消されて163km・久慈から盛まで通るので、しっかりまたご利用いただけるように、我々としてもしっかりサービス向上に取り組んでいきたい」

創業40周年の三陸鉄道、宮古~新田老間は14日の始発から約3か月ぶりに運行を再開します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。