13日、取材班が訪れたのは茨城・古河市にあるキャベツ畑です。
秋晴れの下、すくすくと成長していますが、少し困ったことになっていました。
季節外れの暑さの影響でキャベツが成長しすぎ、巨大化しているといいます。
鈴木農園・鈴木弘晃さん:
これはもう出荷できないですね、でか過ぎちゃって。暑さですよね、大きくなってしまう原因。
古河市は13日も最高気温20.7度と、10月下旬並みの暖かさ。
そうした高い気温によるキャベツへの影響は、巨大化だけではありませんでした。
大きくなりすぎて耐えきれず、破裂してしまったキャベツ。
味に問題はありませんが、割れたものは出荷できず、売り上げにも響くといいます。
ロープウエーから見下ろす景色。
そこに広がるのは、色づきが進み、見ごろを迎えている紅葉です。
長崎県内有数の紅葉の名所として知られる、雲仙市の仁田峠。
2024年は猛暑の影響で、見ごろが例年より2週間ほど遅れたといいます。
東京都心でも20度を超える暖かさとなった13日、道行く人の中には半袖姿の人や、上着を手に持つ人の姿が目につきました。
この季節外れの暑さは、鍋野菜にも影響を及ぼしています。
鍋いっぱいにたくさんの白菜を入れ、豚肉やニラなどを加えた、「玉海力 銀座店」自慢のちゃんこ鍋。
しかし、1週間前までメインの野菜は白菜ではなくキャベツでした。
玉海力 二代目・河邉佑太郎さん:
10月にはキャベツから白菜に変えるというのを毎年やっている。今年に関しては9月末くらいの白菜の値段が高すぎるので、キャベツの期間を延長して、11月まではキャベツで営業。
例年に比べて仕入れ値が上がっていることから、白菜に変えるのが遅れてしまったといいます。
食卓の彩りにも大きく関わる暑い秋。
今後の天気はどうなるのでしょうか。
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