日に日に朝晩の冷え込みが強まってきた。気象台の県内の来週の予報には雪マークがついていて、タイヤ販売店は早めのタイヤ交換を呼びかけている。

山形市のタイヤ販売店では、10月中旬から冬タイヤへの交換予約の問い合わせが増えてきている。
取材中、タイヤ交換のために来店したのは1時間で5台。スタッフは作業に追われていた。一方で…。

(ミスタータイヤマン山形西・三沢芳孝さん)
「今のところまだ暖かい日が続くようなイメージなので、交換時期が遅れているようなイメージがある」

11月7日、国道112号・月山道路ではすでにうっすらと雪が積もっていた。
しかし、山形河川国道事務所によると、11月5日時点での県内の冬タイヤ装着率はまだ19%。
2023年の同じ時期は25%だったため、ことしの着用率の低さがうかがえる。

2023年の山形市の初雪の観測が11月25日だったことを踏まえると、ことしもそろそろ雪が降ってもおかしくない状況で、タイヤ販売店は「早めの装着」を呼びかけている。

また店によると、タイヤ買い替えのタイミングも確認が必要で、製造から4年目以降が買い替えの目安だという。
多くのタイヤは、側面に書かれている4桁の数字の下2桁が製造された年となっている。例えば、映像は2022年・2020年に製造されたことを意味する。
使用条件にもよるが、交換の目安の時期が来たらタイヤ店やガソリンスタンドでチェックしてみてほしい。

(ミスタータイヤマン山形西・三沢芳孝さん)
「タイヤの残溝をはかる機械や、ゴムの硬さをはかる硬度計を持っているので、数字で見ることができる。立ち寄っていただいてチェックしてみては」

山形地方気象台によると、来週は強い寒気が入る影響で、県内に雪が降る可能性もある。また、天気予報に雪マークがつかなくても、標高が高いところでは路面の凍結に注意が必要。

(ミスタータイヤマン山形西・三沢芳孝さん)
「最低気温が5度になると、少し標高の高い所や日陰は凍るため大変危険。早めにタイヤ交換の予約をしていただければと思う」

来週の山形市内の予想最低気温は5℃を下回る日が続く。早めにタイヤを交換をして、安全な運転を心がけたい。

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