日本銀行長崎支店は長崎県内の景気について「緩やかに回復している」として、16カ月連続で判断を据え置きました。

日銀長崎支店が10月に公表した長崎県内の金融経済概況で、景気について「緩やかに回復している」として、16カ月連続で判断を据え置きました。

景気を判断する7つの項目のうち、観光については「回復が続いている」から「増加している」へ、1年8カ月ぶりに判断を引き上げました。

日銀長崎支店 伊藤真支店長
「全国旅行支援の効果などもあり、2023年2月以降回復を続けてきたところ。その後、支援措置の終了以降も国内団体客、あるいはインバウンド客の増加などから、前年を上回る月が続いていて、今後もこうした状況は続くと見込まれている」

先行きについて日銀長崎支店は「開業した長崎スタジアムシティやソウル・仁川を結ぶ定期航空路の再開も、経済波及効果があるだろう」と期待を寄せました。

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