東北電力は１０月２９日の再稼働後、機器トラブルにより原子炉を停止させた女川原子力発電所２号機について、あす（１３日）、再び原子炉を起動させる方針を明らかにしました。
東北電力・女川原発２号機は１０月２９日に原子炉を起動し、東日本大震災以来１３年７カ月あまりを経て再稼働しましたが、今月３日、原子炉内で機器トラブルが発生したことから、今月４日に再び原子炉を停止していました。このトラブルについて東北電力は、原子炉格納容器に機器を通す案内管と呼ばれる配管の接続部分で、ナットの締め付けが不十分なために外れ、機器が原子炉内に到達していなかったと説明しています。
東北電力は再発防止策として案内管のナット２２９カ所を再点検し「準備が整った」として、あす（１３日）に再び原子炉を起動させる方針を発表しました。その後、１１月１９日までに発電を再開し、１２月には当初の予定通り営業運転を始める方針です。
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