東京スカイツリーでは訪日外国人の増加を受け、「リアルタイム翻訳機」の実証実験が11日から始まります。
クリスマスマーケットがオープンして初めての週末を迎え、東京スカイツリーは、たくさんの人でにぎわっています。

スカイツリーは、観光客の約4割が外国人で英語圏以外から来ている人も多く、多言語での接客が課題の一つです。

そこで、チケットカウンターで11日から実験的に導入されるのが「VUEVO Display」。

約100カ国の言語を翻訳し、リアルタイムでスクリーンに字幕を表示することができます。

ペルーからの観光客:
とてもかっこいいね。翻訳はとても速くて正確だったよ。

インドからの観光客:
とても便利です。観光客だけでなく、オペレーターにとっても便利だと思う。

透明なディスプレーに映し出されるため、表情を見て接客することもできます。

東武タワースカイツリー株式会社・経営企画部の橋本浩史課長は「日本にまた来たい、スカイツリーにまた来たいというふうに思っていただけるように、一つ一つのコミュニケーションを大切にして、多くの思い出を作って、お帰りいただきたい」と話しました。

東京スカイツリーは、今後さらに設置する場所を増やしていくことを検討しています。

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