宮崎銀行が8日発表した2024年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比14%増の48億円と2期ぶりの増益となった。貸出金利息や役務取引等利益が堅調だったうえ、有価証券利息配当金の増加が寄与した。銀行単体の本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は30%増の82億円となった。
売上高にあたる経常収益は11%増の381億円だった。25年3月期通期の連結純利益の見通しについては、前期比31%増の93億円と従来予想の83億円から引き上げる業績修正をすでに発表している。
杉田浩二頭取は「外貨調達費用や与信関連費用の増加はあったものの、本業が堅調で難しい市場環境の中で計画通りの利益確保ができた」と述べた。
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