佐賀銀行が8日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比15%増の43億円だった。市場金利の上昇による貸出金利息の増加などによる資金利益や法人コンサルティング関係手数料など役務取引等利益が寄与した。銀行単体の本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は同6%増の44億円だった。
25年3月期通期の連結純利益については、前期比9%増の68億円と従来予想を据え置いた。
同日記者会見した坂井秀明頭取は、リスクアセットが24年3月期末から200億円増加したことについて「法人向け貸出金が増えたため」と説明。9月末の自己資本比率(単体)は7.59%となり、「1つの目安として8%を目指しているが、経営の健全性を維持しつつ、地元の資金ニーズにも応えていく」と語った。
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