香川県の養鶏場で7日に毒性が高い鳥インフルエンザが発生したため、愛媛県は8日に養鶏農家へ11日から消毒用の消石灰を配ることを決めました。

この対応は、愛媛県の畜産課や県内の家畜保健衛生所の担当者らによる緊急の防疫会議で決められました。

香川県では7日に今シーズン初めて三豊市の養鶏場で、毒性が高い鳥インフルエンザが確認され、約7万羽の殺処分が進められています。

愛媛県でも会議で発生に備えるための指示が出されました。

県畜産課・河野博典課長:
「本県での発生リスクが非常に高まっていることを再認識いただきまして、高い緊張感をもって、今後の予防対策と農家指導に取り組んでいただけるようお願い致します」

会議では県内で100羽以上を飼う養鶏場で今のところ異常がないことを報告。ただ愛媛でも発生リスクが高まっているとし、県は11日から県内の養鶏農家に消毒用の消石灰を配ることを決め、速やかに消毒を行うよう命令を出しました。

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