物価高による節約志向が続いていることなどを背景に、9月に2人以上の世帯が消費に使った金額は1.1%減少しました。
総務省が発表した9月の家計調査によりますと、2人以上の世帯が消費に使った金額は28万7963円となり、物価の変動を除いた実質で去年9月と比べて1.1%減少、2か月連続でマイナスとなりました。
特に大幅に減少したのは自動車購入で、40.6%のマイナスでした。
台風や秋雨前線の影響で自動車販売店の客足が減ったことが要因とみられます。
また、物価高が続く食料のうち肉類や野菜、果物、飲料などへの支出が減少しました。
根強い節約志向で、消費が弱い状態が続いています。
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