秋田県のオリジナル品種のリンゴ「秋田紅あかり」の生産者などが6日、県庁を訪れ、2024年のリンゴの出来を報告した。天候に恵まれ、甘くて大きく仕上がったようだ。

「秋田紅あかり」は、鮮やかな赤い皮に星をちりばめたような点模様、それに強い甘みが特徴の県のオリジナル品種。

6日はJAかづのりんご生産部会の部会長など5人が、猿田副知事に2024年の「秋田紅あかり」の出来を報告した。

 JAかづのりんご生産部会・齊藤清隆部会長:
「夏場はすごく天気が良かったが、所々でちょうどよく雨が降り、リンゴの生育にはすごく良かった。大きくて良いリンゴができました」

2024年は春先の暖かさに加え、夏場に適度に雨が降るなど比較的天候に恵まれたことで、実は大きく、糖度も高く仕上がった。

収穫は10月28日から始まり、11月5日に初出荷を終えたばかりで、早ければ県内で6日から店頭に並んでいるという。

一足早く味わった猿田副知事は、リンゴの出来を絶賛していた。

 猿田和三副知事:
「私も先ほど試食させていただきました。大変甘さがあり、おいしかった。色も大事なんでしょうね。色づきもね」

 JAかづのりんご生産部会・齊藤清隆部会長:
「味は良いです。どのリンゴを食べても糖度があるし、実もしっかりしていて、いまのところ良い感じです。きれいな赤と星みたいな果点を見ながら、ジューシーさと甘さを楽しんでもらえればと思います」

収穫は11月15日ごろまで続き、出荷量は例年並みの100トンを見込んでいる。

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