来年の大阪・関西万博で、海外の参加国が独自に建設する「タイプA」パビリオンについて、47カ国全てで着工するめどが立ったことがわかりました。

■各国が独自に建設の「タイプA」外観は万博に間に合うと吉村知事

吉村知事は1日、記者団に対し、タイプAパビリオンについて、「最後47カ国目はマルタになるが、パビリオン(の外観)は来年の1月には完成する。Aタイプパビリオンについては、万博開幕前に間に合うと思っています」と述べ、タイプAパビリオンの外観については、万博開幕までに建設が間に合うとの認識を示しました。

■「ドミノ形式に撤退するのではと指摘されたが、そういうことは起きなかった」

その上で、「海外のAタイプパビリオンが間に合わないんじゃないかという指摘もありましたけど、あるいはドミノ形式で撤退するのではないかという指摘もありましたけど、そういうことは起きずに、それぞれの国がこの万博に参加して未来社会をつくっていきたいという思いと、その思いを協会、関係者で支えていくことができた結果だ」と述べました。

■「内装も含めて準備する。開幕に支障が出ることはない」

一方、内装も含めて開幕に間に合うのかと問われると、「内装も含めて準備をしています。どの万博でも『この国は内装がまだだよね』っていうのは、かつての万博でもあるので。もちろん、できるだけそうならないように努めていますけど、開幕に支障が出るということはないと思います」と述べました。

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