北海道電力や三井物産など6社は25日、アンモニアの供給網構築に向けた検討を開始したと発表した。発電用の燃料などとしての利用が見込まれるアンモニアを、輸入して北海道の苫小牧地域に設けたタンクで貯蔵し、道内外の企業に供給する。2030年度をめどに事業を開始する予定。
6社はほかに丸紅とIHI、北海道三井化学(北海道砂川市)、港湾運送業の苫小牧埠頭(苫小牧市)。アンモニアは燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出しないため、脱炭素化への貢献が期待されている。
北海道電は、自社の火力発電所で、石炭にアンモニアを混ぜて燃焼することも検討する。
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