世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「プリン」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。
「シンプルだからこそ難しい」“味の番人”がプリンを評価
今回は、スーパーやコンビニで買える人気のプリン15種類を比較。チェックポイントは、①コストパフォーマンス ②カスタードの味 ③カラメルの味 ④全体の味 ⑤プリンアラモードの味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
味に関する審査には、熟練の技術と確かな味覚で、世界中から商品プロデュースを依頼される“味の番人”こと、パティシエの宮本雅巳さんが協力した。「プリンは、たまご・牛乳・砂糖だけでできている。スイーツの中で一番材料が少なく、シンプルだからこそ難しい」と宮本さん。そのため、「どの素材で勝負するのか」「素材がバランスよく組み合わされているか」を評価のポイントに挙げた。
忖度なしにひたすら「プリン」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?
第5位は、ファミリーマートの『窯出しとろけるプリン』(税込195円 ※番組調べ)。
2017年の発売から17回もリニューアルを重ねる、ファミリーマートの看板スイーツ。今年のリニューアルでは、コクのある三温糖のカラメルを増量し、後味の余韻を感じる仕上がりに改良したそう。
そんな苦みと、北海道産牛乳を使ったカスタードの絶妙な甘みを兼ね備え、食感はしっかり&なめらか。宮本さんも「この口どけはさすが。ホッとする味で、カラメルの苦味がカスタードの味をグッと押し上げているようなバランスですね」、清水アナも「やっぱりコンビニってレベルが高いですね」と感心した。
しかも「コストパフォーマンス」部門でも、10gあたりの平均額が約18.8円のところ17.4円と好成績をおさめた。
第4位は、オハヨー乳業の『新鮮卵のこんがり焼プリン』(税込183円 ※番組調べ)。
プリン好きの清水アナが「私、これ大好きなんです。しょっちゅう買ってるんです」と告白した『こんがり焼プリン』は1992年に誕生した、オハヨー乳業が誇る歴史ある商品。
宮本さんは「“乳”のプリンの王道」と表現した。ミルクを強く感じるほんのり甘いカスタードを、焼き目とカラメルの2つの苦みでサンド。食感の評価も高く、乳を使いながらもなめらかになり過ぎず、たまごで補完することで程よく仕上がっている。試食した2人も「おいしい~」と口を揃えた。
第3位は、紀ノ国屋の『紀ノ国屋 カスタードプリン』(税込259円 ※番組調べ)。
フランス料理界最高峰の称号「MOF」を受賞したシェフから伝授されたレシピを今も引き継いで作られているという、1978年の発売以来長年愛されるプリン。カスタードはマダガスカル産の最高級ブルボンバニラで作ったバニラペーストを使用し、芳醇な甘い香りが漂う。
たっぷりのカラメルはほろ苦さが際立つ大人な味わい。宮本さんは、「しっかり苦い!これは上出来です」と称え、「カラメルの味」では1位となった。「全体の味」についても、宮本さんは「食感もいいし、甘みもいいし、カラメルの苦みもいい。バランスが最高です」と絶賛した。
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