台風などの災害で停電が起きた際、迅速に対応できるよう技術を高めようと若手の作業員を対象にした復旧作業の訓練が行われました。

訓練に参加したのは電柱や電線といった送電設備の点検などを行う九州電力送配電の2年目から10年目の若手社員28人です。
24日は高圧配電線が断線し停電が起きた想定で訓練が行われ、参加者は100分の制限時間で復旧作業に取り組みました。

「点検よし。登ります」

訓練では高所作業車を使って感電対策のアース線を取り付けたり、チーム内で声をかけあって手順や安全確認をしながら7メートルほどの高さまで電柱を登り新しい電線を張ったりしていました。

【九州電力送配電佐賀支社配電部 中村大助さん】
「このような訓練を日々積み重ねることによって台風災害などで停電で迷惑かけているお客様に対して1分でも1秒でもはやく迅速に復旧・送電できるよう努めたい」

この訓練は若手社員の育成と技術の継承を目的に毎年行われているということです。

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