外国為替市場で円相場が1ドル=153円台をつけました。7月末以来、およそ2か月半ぶりの円安・ドル高水準です。

きのう発表された経済指標からアメリカ経済が堅調であるとして、市場で中央銀行にあたるFRBの利下げのペースが緩やかになるとの観測が広がり、市場では、日米の金利差が意識され、円を売ってドルを買う動きが進みました。

さらに、来月に迫るアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利すればインフレが加速するとの見方から、きのう、アメリカの長期金利が上昇したことも、円売り・ドル買いを後押しする要因となっています。

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