東日本大震災の被災地の企業と様々な経営ノウハウや流通販路を持つ国内大手企業をオンラインで結ぶマッチング事業が、岩手県内では10月22日釜石市で行われました。

地域復興マッチング「結の場」とネーミングされたワークショップは、被災地の企業支援を目的に復興庁と東北3県の復興局が企画し、22日にオンラインで行われました。

県内からは水産加工や食品製造業など7社が、また被災地支援のため国内の大手企業19社が参加。

被災地の企業は事業展開のアドバイスを受けた上で商品流通に関わる支援の感触を確かめていました。

このうち大船渡市でワインの製造を手掛けるスリーピークスは、海外進出を視野に入れていて大手食品メーカーと熱心に商談を進めていました。

スリーピークス 及川武宏社長
「販路拡大が目的。その意味では手ごたえあり次につながる話ができた」

復興庁ではマッチングを通して被災地の企業の販路や収益の拡大につながってくれればと期待を寄せていました。

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