世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「カップラーメン味噌」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。
味噌ラーメンの名店3連覇のプロ「バランスがとりにくい味噌をどう仕上げるか」
今回は、スーパーやコンビニで買える人気のカップラーメン味噌15種類を比較。チェックポイントは、①かやく ②コストパフォーマンス ③スープの味 ④麺の味 ⑤全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
味に関する3項目の審査には、東京・新宿にある行列が絶えない人気ラーメン店「三ん寅」の菅原章之さんが協力した。札幌の超有名店「すみれ」で17年間修業した後に開業した三ん寅は、「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー」のみそ名店部門で3連覇を達成。そんな味噌ラーメンを知り尽くしたプロは、「味噌はしょっぱくなりがちで、バランスがとりにくい。しかも薄くなると味噌汁ラーメンになってしまう」と扱いの難しさを語る。そして「それをエキスや油でどう仕上げるかが大事なポイント」と、味の深みや奥行きにも目を光らせながらチェックした。
忖度なしにひたすら「カップラーメン味噌」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?
5位は、コスパ1位で味も高評価! ロングセラーのダークホース
第5位は、テーブルマークの『ホームラン軒 合わせ味噌ラーメン』(税込170円 ※番組調べ)。
1986年発売のロングセラー商品で、熱風で乾燥させることで生麺のような食感が楽しめるノンフライ麺を他社に先駆けて採用。そんなツルツルの細麺と、合わせ味噌に豚や鶏などのエキスを加えた味わい深いスープがよく絡む。菅原さんは、「赤だしなので、ちょっと大人な、ビターな感じの味噌。食べれば食べるほど進んじゃう感じですね」とその味わいを評価した。味の3項目で高得点をマークしながら、「コストパフォーマンス」は、15種類の平均が100gあたり約274円のところ、約160.3円で堂々の1位。清水アナも「コスパがダントツで、味もおいしいって素晴らしいですね。これはダークホース」と驚いた。
4位は、No.1のかやくは辛味噌スープと相性抜群 パンチのある辛さと味噌が見事に両立
第4位は、ヤマダイの『ニュータッチ 凄麺 仙台辛味噌ラーメン』(税込275円 ※番組調べ)。
パンチのある辛さが魅力の味噌ラーメン。芳醇な香りと強いうまみが特徴の仙台味噌を100%使用し、後引く辛さに仕上げている。菅原さんも「辛くて、キレがあって、コクもある」「辛さが味噌を消していないし、どっちもちゃんと両立されてる」と感心した。
また種類や量を調べ、満足度を比較した「かやく」部門で1位を獲得。もやしなど、珍しい生タイプの具材がシャキシャキ食感をプラスしている。辛味噌スープとの相性も抜群で、清水アナは「辛さだけで終わらず、野菜の甘みもある。技術の詰まった一杯ですね」とうなった。
3位は、札幌の超人気店の味を再現 清水アナ「とりこになっちゃった」
第3位は、明星食品の『札幌らーめん信玄 コク味噌味』(税込354円 ※番組調べ)。
北海道・札幌の超人気店「らーめん信玄」が監修した一杯。特に評価が高かったのが、信玄の特徴である白味噌のやさしい甘さを再現したスープ。コクととろみのある粉末スープと、野菜の甘さを感じる液体スープから生まれるまろやかで深みのある味に、清水アナも「とりこになっちゃった」と魅了され、「スープの味」部門トップとなった。信玄を知る菅原さんも「きちんと白味噌ベースの感じも再現してると思う」と目を見張り、「ガツンというよりは、なめらかな感じ。このまろやかさはすごい。チャーシューも入ってますし、麺もマットな感じの黄色が信玄っぽいですね」と称賛した。
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