出展した商品の約6割が契約に結びつきます。
長崎の特産品や加工食品などを一堂に集めた商談会が開かれ、県内84の事業者が県の内外のバイヤーに商品の魅力をアピールしました。
長崎市で行われた「魅力発信!ながさき商談会」です。
県商工会連合会などが販路拡大につなげようと、毎年この時期に開いていて県内84の事業者が出展しています。
全国から来た百貨店やスーパーなどのバイヤーに自慢の商品を売り込みます。
バイヤーたちが注目するのは「手軽さ」です。
大阪からのバイヤー(食品卸売関係)
「(調理方法が)1,2ポンだったのが、今は1、ポンじゃないとお客さんのニーズにはあっていない。共働きをされているご家庭も非常に多いので家に帰ってすぐできるものじゃないと駄目というものがあるみたいなので」
手軽に、そして長崎らしく、事前のアンケートで人気だったのが長崎市の冷凍水産食品を製造する会社が販売する「アジフライ」です。
レンジで温めるだけで簡単に食べられるのでバイヤーたちも興味津々です。
またホテル関係のバイヤーの人気を集めていたのが、雲仙市のワイナリーのワインです。
パックに詰められているので持ち運びに便利でお土産にもピッタリです。
商談会ではバイヤーに直接、意見を聞けるため事業者の商品開発や知名度の向上にもつながっています。
小浜温泉ワイナリー 川島貴宏代表 取締役
「こういうアピールする機会があると、長崎でワインを作っていたんだと知って貰える機会にもなるので、続けて出てきたいと思う」
この商談会では毎年、全体の約6割の商品が契約に結びついているということです。
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