和歌山県御坊市のリゾート施設で、バギーがコースから外れ、50代の女性が死亡しました。
警察がバギーを回収し、事故原因を捜査しています。
21日午前、山の中のリゾート施設に捜査員が入り、実況見分が行われました。
事故があったのは、20日午後1時半ごろ。
御坊市の「アドベンチャーリゾートMOUNTQ」で、「前をバギーで走っていた友人が転落した」と、女性から119番通報がありました。
警察によると、バギーを運転していたのは、大阪市大正区の会社員・麥踏由香さん(54)で、病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。
バギーは1人乗りで、上り坂のカーブのあたりで、30センチほどの盛り土を乗り越えコースを外れたとみられ、およそ20メートル下に転落したということです。
実況見分の現場にあったのは、片方のライトが割れた状態のバギー。
そのバギーを取り囲み、ハンドルの動きなどを確認する捜査員の姿がありました。
警察は、麥踏さんが運転していたバギーを回収し、故障していなかったかどうかなどを調べていて、施設は当面はバギーのレンタルを中止するということです。
また警察は、施設の安全管理体制に問題がなかったかどうかも調べています。
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