県内で今年度の上半期に倒産した企業の負債総額は合わせて約90億円で、去年の同じ時期と比べて1.3倍と、大幅に増加したことがわかった。

帝国データバンク山形支店によると、ことし4月から9月までの上半期に県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は35件で、負債総額は計89億8000万円に上った。
これは去年の同じ時期と比べ、1.3倍と大幅に増加した。

負債総額が大幅に増加した理由について帝国データバンクは、負債総額20億円を超えるスーパーや建設会社など、大型の倒産が相次いだことが全体を押し上げたとしている。

倒産した企業の業種は、「小売業」が11件・負債総額30億3800万円と最も多く、次いで「建設業」が5件・28億5900万円となっている。

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