都心の新築マンションの平均価格は今年も1億円超えとなり、2年連続で過去最高を更新です。

不動産経済研究所によりますと、今年4月から9月に販売された東京23区の新築マンションの平均価格は1億1051万円となり、去年の同じ時期より4.5%上昇しました。

今年度上半期としては2年連続で過去最高となりました。中央区の湾岸エリアや港区などの高級物件が平均価格を押し上げました。

今後の価格動向については…

不動産経済研究所 松田忠司 上席主任研究員
「(建築)コストが高いという状態は続くというところですので、基本的には高値が続くという可能性が依然として高い」

一方、目立ったのが販売数の減少です。

首都圏全体では8200戸あまりと去年より3割減少し、調査開始以来、過去最少となりました。マンションに条件の良い土地の仕入れが難しくなっていることや、建設業界での人手不足を背景にした工期の遅れによって販売数が落ち込みました。

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