熊本県内で11月にスタートする日本版ライドシェアに向け、ドライバー希望者を対象にした勉強会が19日、熊本市で開かれました。

日本版ライドシェアは、地域交通の『担い手』と『移動の足』の不足を解消するため、ことし3月に創設された事業です。

タクシーが不足している地域や時間帯などで自家用車や一般のドライバーを活用し、不足している分を供給しようというものです。

熊本市に本社を置くタクシー会社4社が11月からの参入を予定しています。その一つである『TaKuRoo(タクルー)』は19日、ドライバー希望者を対象にした勉強会を開きました。

勉強会には、熊本市内に住む20代から60代までの11人が参加。日本版ライドシェアの仕組みや選考過程のほか、給与体系などの説明を受けました。

【参加者】
「イメージとしては時間が空いているときにいつでも(客を)乗せられるという感じだったが、タクシー(の通常業務)からかけ離れるまではいかない(ことが分かった)。タクシーの流れに沿って一般の人を(ドライバーとして)活用するという感覚はつかめました」

【TaKuRoo(タクルー) 今村 英敏 代表取締役】
「事業内容を話されても分かりにくいかなと思い、双方勉強するという意味で(勉強会を企画した)。お越しいただいた方がどれくらい応募されるか、その後の研修等がこちらの計画通り進められるかが今後のキーになる」

この日本版ライドシェア、『TaKuRoo(タクルー)』は11月15日からのスタートを予定しています。

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