18日、長野商業高校恒例の「長商デパート」が始まりました。100回目となる今年は記念のグッズのほか、災害に見舞われた能登地方の特産品なども販売されています。
新鮮な野菜に、海産物も。
(記者リポート)
「節目の年の『長商デパート』。初日のきょうは、大勢のお客さんで早速にぎわっています」
長野市の長野商業高校で毎年この時期に開催される「長商デパート」。商売の基本を学ぶ場として1916年から始まりました。生徒たちが模擬会社をつくり、商品の仕入れから販売までを行います。
今年もオープンから多くの人が訪れていました。
訪れた客:
「白菜とキャベツと大根と長ネギ。高校生たちの対応が素晴らしいです。丁寧でとても明るくて元気でよかった」
「(開店)一時間前に来た。初めてなので、いろいろ見ていきたい」
生徒:
「お客さんの出入りがすごく激しくて、やりがいがあります。売りまくりたいです」
今年のモットーは…
長商デパート・宮尾京華社長:
「『100年間の感謝を込めて…』をモットーに掲げています」
今年で100回目を迎えた「長商デパート」。切手やクオカード、八幡屋礒五郎とコラボした七味唐辛子など記念商品を販売しています。
(アナウンサー)
「こちらでは『能登フェア』と題しまして、地震と大雨に見舞われた、石川県能登地方の特産品が並んでいます」
被災地応援の販売コーナーもあり、能登の特産の塩や海産物のほか、「ビタミンちくわ」でおなじみの石川県七尾市のメーカー「スギヨ」の商品も並びました。
スギヨ長野営業所・飽田敦所長:
「生徒さんの方から積極的に当社にお声がけいただいた。商品を手に取ってもらって、能登のことを少しでも思ってもらいながら、ご賞味いただけたら」
一際にぎわっていたのが、生徒たちがラーメンを作って提供する「長商亭」です。1杯700円でしょうゆ、みそ、塩の3種類から選ぶことができます。
訪れた客:
「しょうゆです。(お店のものと)遜色ないですね」
長商デパート・宮尾京華社長:
「この100期で終わるのではなくて、またお客さまが来年来たいと思ってもらえるような長商デパートにしていきたい」
「長商デパート」は、20日まで開催されます。
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