福島県沖の水産物の出荷制限が、2年8ヵ月ぶりにすべて解除された。
国は10月18日、福島県沖でとれた「クロソイ」について出荷制限を解除した。
クロソイの出荷をめぐっては、2022年1月に相馬沖14kmの海域で、さし網で獲れた検体から国の基準の14倍にあたる1キログラムあたり1400ベクレルの放射性セシウムが検出され、2022年2月から出荷が制限されていた。
福島県はそれ以降、876の検体を調査し、放射性セシウムの平均値が1キログラムあたり7.6ベクレルと基準を大きく下回っていることから、9月に国に解除を申請していた。
福島県沖での水産物の出荷制限がすべて解除されるのは約2年8ヵ月ぶり。
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