佐賀県沖の有明海で養殖ノリの種付けが解禁され、3年ぶりの日本一を目指し本格的なノリのシーズンが始まりました。
【リポート・鈴木悠斗】
「午前6時半の有明海です。日本一奪還へ。漁業者によるノリ網の張り込み作業が行われています。」
養殖ノリの種付けは17日午後6時に解禁され、18日午前漁業者が有明海沿岸の漁港から沖合へ出航しました。
18日午前の水温は24.9度と適温の23度台より高めでしたが、予定通り種付けが行われました。
漁業者は、ノリの種が入ったカキ殻つきの18メートルほどの網を次々に張り込んでいました。
県有明海漁協は、おととしから2年連続で販売額、販売枚数ともに日本一を逃していて、今シーズンは販売枚数16億枚、販売額232億円を目標に日本一奪還を目指します。
【県有明海漁協 西久保敏組合長】
「昨年と一昨年が不作やったけどですね今年は日本一奪還をするために生産者一丸となって頑張っていきます」
18日種付けを行ったノリは、11月中旬に摘み取る予定だということです。
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