育休が明けて復帰した職場で、4割以上の方が気まずさを感じていました。

明治安田生命保険が「子育てに関するアンケート調査」を実施しました。

働く男性のうち、育休を取得できていない人は依然、半数以上を占めているものの、取得した人の割合は2023年に比べて2.6ポイント増えて33.4%となりました。

平均取得日数も1日伸びて42日となり、それぞれ過去最高を更新しました。

ただ、企業規模で分けると、大企業で働く約半数が育休を取得しているのに対し、中小企業は3割以下にとどまっています。

育休を取得できなかった理由については、金銭面や職場に戻る際の周囲の雰囲気などに不安を抱く人が多い結果になりました。

さらに、育休を取得した人も職場に対する居心地の悪さを感じており、復帰した41.5%が「気まずく感じた」と回答しました。

このうち、気兼ねなく育休を取得するために企業に何を求めるかを聞くと、最も多かったのは「人員の補充」で24.7%でした。

明治安田生命保険は、政府が掲げる2025年に男性育休取得50%を達成するためにも、大企業のさらなる育休取得促進に向けた取り組みに加え、中小企業の職場理解を深めていくことも重要だと分析しています。

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