リニア新幹線の早期開業を目指す静岡県内の経済団体でつくる協議会が沿線の都府県で構成される連合会に加盟し、10月17日に都内で開かれた連合会の総会に初めて参加しました。
リニア新幹線の早期開業を目指して2024年8月につくられた静岡県の協議会は、県内の商工会議所や経営者協会など19の経済団体で構成されています。
この協議会が沿線都府県の経済団体で構成する連合会に加盟したことを受け、17日は初めて連合会の総会に参加しました。
リニア建設促進 静岡県経済団体協議会
岸田裕之 会長:
静岡県においてもリニア中央新幹線の建設に向けての機運が非常に高まってきた時期。私ども静岡県の協議会としましても、連合会の一員として他の構成団体の皆様と連携を密に取りながら、国やJR東海への働きかけを強化していく所存
リニア新幹線の建設をめぐっては、推進の立場をとる鈴木知事が県内のボーリング調査を容認するなど早期開業に向けた動きが加速しつつあります。
協議会は早期開業の要望に加え、東海道新幹線の県内の停車本数の増加などリニア開業を県内の経済活性化に生かしていく考えです。
リニア建設促進県経済団体協議会
岸田裕之 会長:
我々の希望としましては、JR静岡駅も浜松駅も、ひかりが1時間に1本しか通らないと言う状況も出来るだけ早く1時間に2本通していただくことが非常に経済の活性化につながる。そこを少しでも早くやるためには、リニア中央新幹線が全線開通することによって、それ(ひかり停車)が早く我々の希望通りになっていき、その経済効果は大きい
連合会は2037年の開業を目指し11月、国土交通省に要望活動をする予定で、県の協議会も水資源や環境などに配慮した工事の監視を求めていく考えです。
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